ボーム＆メルシエ第5世代のリヴァイアサン。どう選ぶか？

今、市場で最もホットな時計は何かといえば、それは間違いなくスポーツウォッチです。毎年、様々なスポーツウォッチが発売されていますが、少し前に、今年発売されたボーム＆メルシエの「リヴァイアサン」コレクションの5代目に注目しました。今回は、巨大な販売網をベースに、デザインに工夫を凝らし、フラッグシップモデルとレギュラーモデルに分けるだけでなく、消費者のニーズに最適な3サイズ（36mm、42mm、43mm）で展開します。

動作中の時計です。

実は、以前、新しいレヴェラ・コレクションをご紹介した際、多くの方から「フラッグシップモデルとレギュラーモデルの違いや選び方」についてご質問をいただきました。本日は、ブラックダイヤルのフラッグシップモデルを例に、5代目レビラの特徴的な機能を様々な角度から総合的にご紹介していきます。

レヴィラ」コレクションの最大の特徴は、発表当時は賛否両論あった12角形のケースです。角張った多角形のケースは現在トレンドとされており、時計愛好家の中には、その形状が市場で人気のスポーツウォッチに似ていると考える人もいるようです。しかし、レヴェラーズの12角形のケースは1970年代からあり、これは古典的な要素の再解釈であって「借り物」ではない。

フラッグシップモデルのブラックダイヤルのケースには、サンドブラスト加工を施したADLC非結晶ダイヤモンドライクカーボンコーティングスチールを採用し、ダイヤモンドと同等の硬度を持ち、わずかな衝撃でもほとんど傷がつかないのが特徴です。

グレーのスモークサファイアの文字盤を通して、正面からムーブメントの精度を確認できる文字盤のデザインも見どころのひとつです。よく見ると、文字盤には山と海のモチーフが描かれています。これは、レヴェラ・コレクション全体の文字盤に見られるもので、山と海の出会いを象徴しているのです。文字盤の直径は42mmと、スポーツウォッチとしては比較的控えめで、取り回しにストレスを感じないサイズです。

半透明のブラックの文字盤には、スタッズ付きのローマ数字と、夜光塗料を塗布したロジウムメッキの多面的な針が、昼夜を問わず時刻を知らせます。

ルミナスエフェクト

汗や湿気に強いブラックラバーストラップを採用し、一年を通して着用できる時計です。

また、第5世代のリビエラウォッチは、ストラップを押すだけで外せるクイックリリース機構を全モデルに搭載し、工具を使わずに自分で簡単に交換できるようにしたことも特筆すべき点です。

ボーム＆メルシエをよくご存知の方なら、この2年間、同ブランドのメインムーブメントは「BAUMATIC」であり、-4/+6秒の精度公差の範囲で調整し、時計の精度を大幅に向上させたことはご存じでしょう。このムーブメントの最大の競争力は、完全に巻き上げた状態で最大120時間のパワーリザーブを実現するパワーリザーブ時間である。また、耐磁性1500ガウス、推奨サービス間隔5年、100m防水など、優れた性能を誇っています。

フラッグシップモデルの「レベラ」はご存じだと思うので、同じ12角形のケースでスチール製の、ブラックダイヤルのレギュラーモデルを簡単に紹介する。文字盤はサン・サテン仕上げの山と海をモチーフにしたもので、フラッグシップモデルほど霞んでおらず、非常に雰囲気のあるものとなっています。レギュラーモデルとフラッグシップモデルの大きな違いは、ユニバーサルムーブメントSW200を搭載し、38時間のパワーリザーブと100m防水機能も備えているため、通勤にも最適なモデルとなっています。

結論：5代目リヴァイアサンには様々なモデルがあり、「どうやって選べばいいのかわからない」という声もあるほどです。個性的なものが好きで、ムーブメントにもこだわりたいならフラッグシップモデル、通勤用で予算があるならレギュラーモデルで十分といえるでしょう。